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忘年会の巻

   ↑これぞ、くしゃみ!って感じ。
    風邪にはご注意を。

こんにちは。木曜担当ゆき2です。

最近忙しいため、ネタはあるのに文が出来ていません。
ちょっと詳しく資料を読まないと
適当な文章になってしまうので
今回は昨日あった学校の忘年会の話なんかで
ごまかしてみたいと思います。

参加者は幹事の顔見知りの10人程でしたが、
教授系の先生がいきなり他の日本語学校の生徒さんを
1人連れてきたりしちゃって。
ネパール人だったのですが、私たちに歳を聞かれ
”何歳だと思いますか?”の質問に
”24歳!””27歳!”の声。
結局20歳だったんですけどね…。

イギリスに行ったときに、パスポートまで見せたのに
信じてくれなくてお酒が買えなかったのを思い出しました。
(22,3の頃)
外国人の歳って想像がつかないんですよね。
日本じゃ年上に見られるのが当たり前だった私、
”いやぁ、だからぁ、私10代じゃないってばぁ~”と
ちょっと嬉しかったりして…。
そのネパールの人はショック受けてましたけど。

学校の最後の三ヶ月は実習の授業で
実際に日本語を習ってる外国の人達に来てもらって(20人程)
40~45分の授業をします。

昨日はまさに今日授業をしてきました、って人がいて
いろいろ話を教えてもらいました。

授業の内容は”地震がきたらどうするか”で、
地震のビデオを借りてきてその映像を見せたりしながら
必要な日本語を教えていく形だそうです。
普通、教科書を使うのが当たり前なんだけど、
自由に話題を選んで授業できるのは今だけだろう、
ってことでその担当の先生は自由にやらせてくれるみたいです。
実習担当の先生にも違いはあるようですけど。

明日(今日)授業があるって言ってた人は
”手相”の話題で授業をする、って言ってましたよ。

目的は一緒でも、いろんな人がいて、
それぞれの将来のビジョンがあって面白い。
どん底の忘年会も楽しみ♪

☆ジャンク料理天国☆ 第2回オイルサーディンのパスタ

こんにちは。
今回の御題は「オイルサーディン」です。
*「Sardine(サーディン)=鰯(いわし)」
ちなみに「オイルサーディン=油漬けいわし」「アンチョビ=塩漬けいわし」でございます。

~「いわし」ともっと向き合いたい奇特なあなたのために~
オイルサーディンの作り方

なお、今回ご紹介するのはパスタですが、
下記レシピは炒飯や丼にもそのまま応用可能です。
(パスタのかわりに、ごはんを入れて炒める or ごはんの上に盛るだけ。)

そして、いずれも具はお好みで。
タマネギ、赤唐辛子のみじん切り等を加えてもよいと思いますー。

≪材料(2人分)≫
・細めのスパゲッティ
・オイルサーディン1缶 → 油を切っておく *生臭さが消えます。
・にんにく1片 → 薄切り
・万能ねぎ1束 → 小口切り
・バター&しょうゆ大さじ1、塩&こしょう適宜

①フライパンにバターを溶かした後、にんにくを加えて炒め、
更にサーディンを入れて両面を焼きます。
(多少身崩れしてもOK。)

②サーディンを焼いてる間にパスタをゆでます。

③サーディンが焼けたら、しょうゆを回しかけます。
(香ばしさが出るようこんがり焼いてくださいね♪)

④万能ねぎ&ゆであがったパスタをフライパンに加え、
サーディンとからめ、塩・こしょうして出来上がり!

≪オイルサーディンのパスタの巨匠≫
第1位:アクアパッツァ
→その昔(10年ほど前)イタリアン最高峰と呼ばれてた頃に初めて食べて、(「東京いい店やれる店」でも三ツ星推奨!)
こんなパスタがあったんだ!ってとっても感激しました。
今もメニューにあるのかな??

≪参考文献≫
「デザートはあなた」 森瑤子/著
→これまた10年ほど前に岩城滉一主演でドラマにもなりました。
大西俊介というプレイボーイが毎回美女を自宅に招待しては、
自慢の手料理で口説こうする話で、その時使う口説き文句
「今夜のデザートは君だよ」がこの本&ドラマのタイトルになっています。
*原作だと「僕が酔ったのはキミの魅力。デザートはキミ」だー。

急に、彼女(?)に「何か美味しいもの作って!」って呼び出された主人公。
でも、サーディンの缶以外に冷蔵庫の中にはほとんどなにもなくて、
苦肉の策のありあわせでサーディン丼を作るといった具合。。。

やっぱり、料理上手な男性ってモテますよね!
(でもドラマだけにほとんどデザート食べてなかった気が・・・)

隔週水曜日担当:わかりん

写真展「難民を助ける会25周年 明日にむかって」(東京駅)

昨日の映画紹介、「これから観ようと思うけど、いちばん好き。」って・・・こんなんアリか?って思ったので、真似てみました。

今日は、月曜日だし、週末の伊豆温泉旅行 の余韻が残っていて、テンションが仕事がんばるモードではないため、早めに切り上げて(要するに、いつもどおりっていうことなんだけど)、会社帰りに、東京駅でやっている写真展 に立ち寄ってみることにしました。

週末は、とにかくみんなで馬鹿騒ぎして過ごすことが多い今日この頃、たまには、教養を深めることもしないと、本当に馬鹿になってしまうと思う、これまた今日この頃。平日の仕事帰りの時間を有意義に過ごせるように毎日早く帰ろうと、改めて決意したところです。

さて、この1年、旅に出たり温泉行ったりしては、飲み食いしていたら、あっという間に過ぎてしまいました。多くの人たちとの出会いがあり、様々な影響を受け、刺激的な経験をたくさんすることができました。来年も、毎日楽しく過ごせるように、ますますいろんなことに触れる機会を作っていきたい、そう思います。

そんな機会の一つが、ある友人の影響でやることにした、「目指せ、ホノルルマラソン 完走!」(今からちょうど1年後)

ただ、いきなり42.195キロはきついので、新年早々、難民を助ける会 も協賛してる「谷川真理マラソン 」に出ます。

まとまりのない文章でごめんなさい。

月曜担当:C-man

「エメラルド・カウボーイ」

今日は、ぼくが一番好きなコロンビア映画、
エメラルド・カウボーイ」を紹介したいと思います。
といっても、来年お正月公開の映画なのでまだ見てないんですが、
チラシを読んで、絶対見よう!と決めました。

『色つき宝石の中で最も価値の高いといわれるエメラルド。
それは、男達の血で洗われ磨かれてきた“緑の血”とも言われる。
そのエメラルドの世界最大の産地南米コロンビアに
“エメラルド王”と呼ばれる一人の日本人がいた!

反政府ゲリラによるテロが頻発し、毎年2,000人以上が
身代金目当てのため誘拐されるコロンビアの中でも、
最も危険な地域がアンデス山脈の密林の奥地。
日本の裏側のそんな場所で、常に10人ものボディガードを
引き連れ、危険と背中合わせの激動の日々を今も暮している。』


このドキュメンタリー映画を見た人は、きっと、コロンビアってやっぱり
危険な国なんだ怖いなぁ、と思うんだろうな。
そして、確かにそういう面も現実としてあると思います。

ただ、コロンビア=危険、麻薬、誘拐という面だけしか
知らないと、コロンビア人の友達を悲しませてしまうので、
いろいろ勉強しておかないと、と気をつけています。

きれいなビーチがあって心優しい人たちがたくさんいる
世界で一番の国なんだ!と誇りを持ってる
明るくて、情に厚いコロンビア人も、たくさんいるので。

※2005年3月12日に映画観てきました!
 詳細は、コチラ

【問題】
コロンビアは、日本へのある植物の輸出国No.1です。
それは何でしょう??


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「旅するつあーめん」

今年の春ごろ、「世界一周デート」というウェブサイトでオフ会をやるという案内があったので、思い切って参加しました。

「世界一周デート」は、新婚旅行で世界一周することにしたカップルが、行く先々で見たこと感じたことを写真や文章で表現し、リアルタイムで更新していくという内容のサイトで、きれいな写真や臨場感溢れる文章をいつも楽しみに読んでいたのです。

そのときに、そのオフ会の司会をしていたのが、「つあーめん」の作者。旅の途中で知り合って、それ以来交流を続けているとのこと。

「つあーめん」も、「世界一周デート」と同様、世界のあちこちを旅しながら更新する、というサイトですが、内容は、かなり違っていて、実にばかばかしいというかくだらないというか、「何やってんねん!」って突っ込まずにはいられないようなものばかり。「世界遺産を見てその美しさに感動した」なんていうエピソードはありません。

でも、旅って、有名な遺跡を見たことよりも、他人から見たらばかばかしいことをやって、「よくあんなばかなことやったなー」っていうようなことの方が、後になって良い思い出だったりします。
この本は、旅の途中にウェブ上でアップされた記事をベースに出版されたもので、とにかく笑わずに読むことは不可能(電車で読むのは危険)。

ぜひ、立ち読みでもしてみてください。

ところで、このオフ会ですが、参加していた人たちも面白い人たちが多くて、いまでも交流が続いています。

つくづく、旅好きっていいなーと思います。

C-man

「世界で一番 もう一度行きたい場所」

とても難しいけど、今まで行ったところの中で、どうしても
どこかひとつだけ選ばないといけないとしたら、
中米グアテマラにあるティカル遺跡かな~。
メキシコのティオティワカン遺跡よりもずっと好き。
(もちろんティオティワカンもすごいよ!)

グアテマラなんて知らん、ティカル遺跡ってどこじゃ?
という人も多いかと思いますが、ティカル遺跡って
映画『スターウォーズ』にも登場してるし、
世界初の複合世界遺産(文化遺産と自然遺産と両方)に
指定されたとこだし、けっこう凄いんです。

コロンブスが到達する以前の先スペイン時代には、
アメリカ大陸で一番高い建物だった4号神殿に登り、
目の前のジャングルにドカーンとそびえ立っているいくつもの
ピラミッドの姿を見たら、きっと言葉を失うはずです。

ぼくも、あまりの衝撃に、雨が降りしきる中、
ずーっとボーっとピラミッド群を見てたら、
ツアーメイトがみんなどこかに雨宿りに行ってしまい、
ぼくだけティカル遺跡で迷子になったりしたのですが、
まぁそれも今となってはいい思い出です。

ただ残念だったのは、その時、ぼくは、
アンティグアという街にホームステイをしていて、週末を利用した
一泊二日のツアー(それも夜行バス)に参加したため、
遺跡にいれたのは、ほんの2、3時間だったこと。。。

なので、いつかまた訪れる機会があれば、
今度は、遺跡のエリア内にあるロッジに泊って、
朝陽や夕陽に染まるピラミッド群を見てみたいです。
幻想的だろうな~。


ちなみに、このHPからティカル遺跡に登れるので、
早速クリックして、特に"TEMPLE IV"をご覧ください!


金曜第4回目担当:鯔

狙ったあの人にそれとなく甘える方法

     ↑勉強の図(だと思う)
    なんで頭がツルツルなのかは不明
    (っつうかこの人学生じゃないだろ!)

こんにちは。ゆき2です。
今回は女性必見!甘え上手になる?方法をご紹介します。

”モーニングショット!”
とゆーこりんこと小倉優子が叫ぶ
缶コーヒーのCMを知っているだろうか。(所さんが出てるやつ)

音声学の授業では、彼女の名前が度々出てくる。
それは彼女の発音の仕方が全部鼻から抜けていく
鼻音になっている、という先生の指摘があるからだ。
瀬川瑛子なんかも同じ感じ。

江戸時代の日本語のガ行は、
鼻から空気を抜くように発音されていたらしい。
ちょっとこもったように聞こえる音になる。(鼻濁音という)

今ではわざとそういう発音をさせる教育もある。
アナウンサーや言葉を使った仕事をする人たちなどだ。
なぜなら、鼻濁音の方がやわらかく聞こえるから。

確かに、音的にガ行ってちょっと強い感じがする。
ゴロゴロとかガラガラとか。
コロコロとかカラカラよりも意味も音も
ちょっと大きくて強そうなイメージがあるもんね。

今ではわざと鼻濁音化させる傾向は
なくなりつつあるらしいけど、
NHKのアナウンサーは今でも忠実に
鼻濁音で発音しているらしいので
今度意識して聞いてみると面白いかもしれない。

でもちょっと鼻にかけて何かを話すって
どちらかというと、ぶりっことか甘えてる感じを
受けるのは私だけだろうか・・・。
ゆーこりんなんかがしゃべっていると、
ちょっと甘えてる感じを受けるもんね。
(これを世間では可愛いって言うのかしら・・・)
あ、でも瀬川瑛子がしゃべっていても何も感じないから
やっぱりイメージの問題なのかもしれない。

でもやわらかいイメージがあるとされ、
わざわざ教育がされてきた鼻濁音。
意識してなくても何か効果があるかもしれない。
狙った相手には是非!鼻濁音を使ってみては?

・使用例
”すっごぉーい”の”ご”を鼻にかけるのと
やたら相手を持ち上げるのがポイント。

成功したらご一報下さい♪

『翼を広げて』 SIDE-A

その3
(前回までの話は、こちら

僕と稲田は駅のそばにあるファミレスに入った。
僕が稲田を誘ったのだ。
どうしてもその旅について行きたくなり、具体的に何をどうすればいいのか、稲田に聞きたかったからだ。

「お前、パスポート持ってるよな?」
「高校の修学旅行で韓国に一度行ったっきり使ってないけどあることはあるよ」
「有効期限大丈夫だよな?」
「10年有効だから全然大丈夫。あれから4年しかまだ経ってないし」
そういうと稲田は僕の後ろを歩くウェイトレスを目で追った。
髪は肩にかかるかかからないかのショート。目がクリクリっとしていて、愛らしい。童顔の割には身体つきは立派なオトナのオンナだ。
稲田はさっきからこのウェイトレスばかり気にしている。どうやら彼の好みのタイプの女の子のようだ。
「…で、何年有効のパスポート?」
全然人の話を聞いちゃいない。
「だから、10年だって」
「じゃ、問題ないな。でもさ、大丈夫なのかよ、親とかさ」
「うーん。とりあえずオヤジにまず話してみるよ。オフクロだときっと、危険だの何だのって初めっからダメだろうからさ」
うちの家族はどちらかと言えばオヤジの方が寛大だ。
いろんな人生経験を若いうちはしておけ、と口癖のように僕に言う。それにオヤジ自身、国内だけどあちこちと旅することが趣味である。
人生経験を積むために急いで就職しないで旅に出る。国内が海外に変わっただけだと説き伏せれば、話はつけやすい。
貯金じゃ足りない分の金を借りるにもオヤジの方が都合がいい。
「ところで、お前、彼女なんかいるの?」
そうだった。真奈美を説得するのが一番の問題だし、彼女を一人置いて行ってしまうのも僕にとっては気がかりだった。
「…そっか。彼女に何て言おう?」
「お前、彼女いるんだ!」
稲田は僕に彼女がいることに並々ならぬ興味を示した。
「誰なんだよ、お前の彼女?俺の知ってる子か?」
「いいじゃないかよ、そんなのどうでも」
「いや、良くない。やっぱり旅のパートナーとしては知っておかなくちゃ。小さな隠し事から歪みってヤツは生まれるもんだからな」
「別に隠していたわけではないし、何も公言することでもない気がするんだけど」
じゃ、いいじゃないか、と勝手な理論で僕の彼女の名前を聞き出されてしまった。もちろん、同じクラスの稲田にとって知らないわけがない。
「そっかぁ。真奈美ちゃんと付き合ってたんだぁ。確かにいい子だよなぁ。かわいいし」
そう言いつつも、またウェイトレスの女の子に目が釘付けになっている。そうとう気に入ったらしい。
「ま、とにかく彼女には今夜にでも伝えておくよ。ちょっと今日険悪なムードになっちゃったからさ、彼女に謝るついでにさ」
「そっか、それで帰り道ぶつぶつ何か呟いてたり、ため息ばっかりついて、あの『どうしよう…』っていう言葉に繋がってるんだな。ようやくわかったよ」
稲田はこういうどうでもいいことの洞察力がズバ抜けて鋭い。この鋭さをもっと社会のために役立てられないものだろうか。
「お、もう7時過ぎてるじゃん。そろそろ行こうぜ」
どうりでここも混んできたわけだ。僕らは席を立った。稲田のお気に入りのウェイトレスは今レジで前のお客様の会計をしている。
稲田はさっと伝票を手に取り、レジに並んだ。
「お会計は別々でしょうか?」
稲田のお気に入りが営業用のちょっと高い声で言う。
「いや、一緒で結構です」
一万円札しかないという稲田が一緒に僕の分も払うという。
「近所の○○大学の稲田っていいますけど、真田さんはバイトはいつ入ってるんですか?」
支払いを済ますとウェイトレスの膨らんだ胸元についているネームプレートの名前を見ながら稲田はレジの女の子に話しかけた。
「え?あ、あの…」
ウェイトレスはきょとんとしてマニュアルにはないことを聞かれてしまった時の動揺をあらわにし、口ごもってしまった。
「よせよ、稲田。彼女困ってるじゃないかよ、かわいそうだろ。」
「いや、でも…」僕に腕を捕まれて稲田は名残惜しそうにファミレスのドアをくぐった。
人の恋路の邪魔をするなんて何てヤツだと稲田はちょっと怒っていたが、急にあんなことを聞かれた身にもなってみろよと説き伏せた。
それでも稲田はあきらめないらしい。「笑顔の天使だ」などと訳のわからないことをいいつつ、地下鉄の入口を下りていった。
しかしあの積極さは見習うべき点かも知れない。あの行動力が海外で役に立つことを僕はしばらく後で知らされることになる。

家に戻ると時計の針は20時を指していた。
僕は携帯から真奈美に電話をかけた。今日のことを謝るため、そして就職はあきらめて、旅に出ることを告げるためだ。
彼女を呼ぶ音が僕の耳に響いていた。

その4に続く…。
(written by yass

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この連載は真奈美側に視点を変えたSIDE-Bもあります。
SIDE-Bはこちら
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今日から、月1で新コーナーが始まるよ!!

けいです。きみはるが月に一回どブログになんか書いたら今度会ったときに3800円あげるといったんで、書くことにしました。
「できればイギリスに関することで」って言われたけど、イギリスかぶれだと思われると癪なんで、一回目のテーマはブラジルだ!

というわけで・・・

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¥3800通信その1:ブラジルのこと
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テレビでお馴染みのあの人が、ラテン式人生を勧める本を出したそうな。「年収が低くても楽しく毎日を過ごすことができる・・・」。
でも、ラテン人ってほんーにそんなに楽しんでるんでしょうか?お調子者ブラジル人(G)とイギリスで1年間フラットを共にしたわたくしが、非科学的な観察に基づいてテキトーに報告いたします。

Gによると、人のシアワセは1.パーティ、2.女、3.サッカーで成り立ってます。この3つがすべて満たされてるとシアワセ、3つとも欠けてると
不幸、中間はボチボチということになります。

1.
パーティは毎週金曜と土曜の夜。妥協は許されません。例えば

G:「フライデー・ナイトだ!××宅でパーティがあるから行くぞ!」
K:「月曜に提出物があるから行かにゃい。」

と答えると、

G:“Submit it to Hell!!!! I said you’ve got a party to go!!!”

となります。パーティには妥協なし。

彼の毎週末パーティ計画はだいだい成功するので、最低限のシアワセは週末がくるたびに確保されます。

2.
彼にとって女はもっとも重要なシアワセ要素です。が、逆に言うと、これが手に入らないとパーティとサッカーがあってもとても不幸になります。そしてイギリスでは(彼によると)girls are not as easy going as in Brazilなので、彼は終始不幸でした(彼の名誉とプライヴァシーのために以下省略)。

帰り際、空港での捨てゼリフ。翻訳が憚られるのでそのままでどーぞ。

G:“I'm very happy to go back to my bloody country because, there, girls’re easy, tasty and free”.

うーん。


※右の男性は、けいではありません。(どブログ編集部注)

3.
ブラジルではサッカーをするのが国民の義務だそうです。

K:「いつサッカー始めたの?」
G:「歩けるようになると同時に。」(んなわきゃーねー。)

K:「ベッカムってサッカーうまい?」
G:「オレのおばあちゃんの方がうまい。」(んなわきゃーねー.。)

ということで、ある日「仏陀は生まれたときすでに話すことができて・・・」とかいう話をしていたところ、

G:「じゃぁ、仏陀はサッカーボールを持って生まれたに違いない。」
K:「なんで?」

彼による理由を要約すると:

1.1.我々は話しはじめるよリ先にサッカーをはじめる。
1.2.仏陀は生まれたと同時にしゃべれた。
1.3.ゆえに、仏陀は生まれる前にサッカーをはじめていたはずだ。

で、

2.1.仏陀は生まれる前にサッカーをはじめていた。
2.2.サッカーをはじめるにはサッカーボールが必要である。
2.3.ゆえに、仏陀は生まれる前にサッカーボールを持っていたはずだ。

さらに、
3.1.母親の胎内にサッカーボールを残して生まれてくることはreasonableではない。
3.2.3.1が理性的な諸個人によって合意されるならば
3.3.結論:仏陀はサッカーボールを持って生まれてきたに違いない!!

というわけで、彼の推論によると、仏陀の生まれたときのセリフは、

B:“Yeah baby, leave me you f**kin’ nurse, here comes my f**kin’ ball!”

・・・んなわきゃない。

まとめ.
というわけでGはいつでもアホなこと言って楽しそうなんですが、いつでもシアワセなわけでもないんです。ブラジルは治安・生活環境もよろしくなく、彼はイギリスで仕事が見つれば・・・と望んでいました。実際、帰国が近づいたある日、彼の叔父さんが強盗にあい、その知らせを聞いた彼が珍しくまじめな表情でこんなことを言ってました。

G:「ブラジルでは車にのってるときに窓を開けちゃだめなんだ。信号待ちしてるときに狙われるからね。おれのバカ叔父は窓開けてたんだよ。警察なんていったって無駄。強盗は毎日数え切れないほど起こってるから・・・。それに、窓を開けて信号待ってたんだから、警察に行ったってオマワリにバカにされるだけだよ。Come on! You f**kin’ open your window waiting for the traffic light! And you’ve got robbed! Congratulations! Are you crazy or what?!ってね。」

というわけで森本さん、ラテン人もけっこうたいへんみたいです。

fin.

「ステップ・イントゥ・リキッド」 ☆☆☆☆

夏の終わりのある日、急に予定がなくなり暇になったぼくは、
ぶらっと渋谷に出かけて、この映画をみました。

実は、その少し前に地球交響曲第4番というドキュメンタリー映画を観て、出演者の一人であるジェリー・ロペスのことを初めて知りました。
僕は、サーフィンをやらないので、全く彼のことを知らなかったのだけど、その映画で紹介されていた彼のライフスタイルに魅了され、、
家に帰ってからグーグルで彼について調べてたところ、この映画を知ったのでした。

この映画の何がいいって、出演している人が全員、人生を心から楽しんでいるっていうのが伝わってくるところ。
あと、28年間、海に入らない日は一日もない男なんてのが出てきて、
まったくなんてヤツだと思いながら、羨ましかったりします。
海の迫力にも圧倒されます。サーフィンしない人も楽しめる作品だと思います。

今年は、坂口憲ニが旅するこんなテレビも面白かったなあ。

ちなみに、坂口憲ニといえば、
彼が昔うるるんで行ったバヌアツにも遊びに行けたし、
楽しい一年だったなー。

C-man